ただの日記みたいな

忘備録、思ったことなど。

素人ボーカルのつぶやき※恥ずかしいので羞恥心に耐えられなくなったら消します

追いコンを控え、6年間を振り返ってみると、音楽的なことで成長したとは全く言えませんが、日々音楽と向き合い色々なことを考えてたなあと思います。ど素人の私がそれについていちいち言うのもダサいし、上手く話せるタイプでもないので、それを誰かに話したりすることはありませんでしだが、今回はボーカルとして考えていたことを少し書きたいと思います。この1年間、医軽音で歌っている後輩が、どうやって歌ってるか、など色々と質問をしてくれことがあって、それが嬉しかったってのがきっかけです。当たり前の事も書いてありますが、何か参考になるものがあればいいなと思います。

(自意識過剰に聞こえるかもしれませんが、実際劣等感の塊なので許してください。あと、これは完全に個人的な意見なので間違ったことも言っていると思いますがご了承下さい。音程のこととか偉そうに言ってるけど実際ちゃんとできた試しがありません。すみません。)

 

⚫︎ライブ中

・持ち時間が20分程度のライブなので間にお茶は飲まないように拘った。(プロの人たちはもっと長いライブをしているのに4、5曲程度歌っただけでお茶飲んでたらダサいと思ったから。…ただの勝手な拘りです。でも、歌った後でそんなに喉が痛くなったり潤したいと思うのなら、その歌い方は喉を痛め続けるので変えた方がいい。と思う。)

・マイクを持つときはしっかり持つ。(マイクスタンドを使う方が好きだったのですが、持つ時は気をつけてました。不安定だとブレるので。)

・全神経を研ぎ澄まして気持ちをのせる。(6年になってから意識できたかなあ。それまでは上手い下手に拘ってた。でもこれが1番楽しい。だから、練習までに本番あれやこれやと気にしないでいいくらいまで練習するのがいい。)

 

⚫︎練習で気をつけていたこと

・歌いながら自分の声をちゃんと聴いて、音程を合わせる努力をする。(ちゃんと、できるだけ細かいところまで。できれば周りの音に調和させるように、難しかったらピアノに合わせて。チューナーを使った練習の話もでましたが、時間もそんなにないしプロになりたいわけじゃないし、素人向けではないと思う。チューナーの音を聴いて音程を合わせられるなら、歌いたい曲を聴いてもそれに合わせられるはず。やってもいいとは思うけど時間勿体無いと思う。)

・音の移動を大切にする。(音程を合わせるのと被る話です。ボーカルするような人って、別に音痴な人はいないと思う。上手く聞こえる人とそうでない人の差は、発音のたびにかわる音程を正確にだせているかそうでないかだと思う。自分の歌いやすい音があると、そこをベースに歌ってしまうから雑になるのでは?自分の声を聞いて雑なところをみつけてなおすべき。実際、何回か歌えば感覚はつかめると思う。)

・声の出し方を色々工夫してやってみる。(口の開け方は縦横奥がありますね。やってみると開け方や息の量で色々変わってくるのがわかるはず。鏡で自分の口の動かし方をチェックするのもいいと思う。見ておかないと忘れちゃうので。)

・息の使い方を意識する。(これも声の出し方と被るけど、息づかいはマイクに伝わるので大事かなと。息漏れはかなりセクシーになりますね。使いすぎたらキモくなるから注意。)

・色んな人のカバーをきいてみる。(アレンジの幅が広がる!アレンジしたいなら真似から始めるべし。)

・マイクの使い方を工夫する。(Fall out boyのボーカル Patric stumpの歌い方をみてすごいなあ是非真似しようと思いました。例えばこの動画の2:37あたりとかね。 https://youtu.be/B55XbHYJmU0 パトリックはマジで大好きなボーカルのうちのひとり!!)

 

⚫︎発声

・知りません。(ちゃんと歌えてるのは、同期以下だと青崎くんだけだと思う。わたしもできていない。できるに越したことはないけど、the voice という歌のオーディション番組をみて、常にどう歌うのが自分に合っていてかつ相手に気持ちよく聞こえるか研究したらいいのではないかな、と思った。良ければYouTubeででも一度みてください。ネタバラシをすると、私はthe voiceで歌っている人を参考にすることが多かったです。)

・こういう声をだして、こういう曲を歌いたいと具体的なイメージを持つ方が練習はしやすいと思います。

…ちなみに、YouTubeの参考動画を見つけるとき使ってたキーワードは

[曲名 the voice] [曲名 cover band(または楽器)]、[曲名 Live]、[曲名 acoustic(またはunplugged)]、[曲名 歌ってみた]、[曲名 カバー]

(邦楽でも洋楽でも日本人が歌っているのを聴くと発音の汚い場所がわかってとてもいいです。母国語一緒で体のつくりも人種として似ているからかな、癖がよくわかる。ある程度歌えてるけど下手な人の動画は参考になります。下手な人がやっていることはやらなきゃいい。)  

 

 ●その他なんとなくイメージしてたこと

・バラードのときはマイクに息(声)をのせる感じ(でもちゃんと聞こえるように声は入れる。)

・言葉を大切にする、言葉を話すように歌う(自分が気持ちいいからといって助詞を強調しすぎない。例えば、ナントカといってええーーーーーー、てえの部分が拍の初めにきていたら強調するとかね。あくまでも歌詞として伝えたい部分はその前。)

・口をよく動かす

・口の奥で空気をあたためるイメージ。声を出す時はちゃんと前に出す。ごにょごにょしない。マイクにちゃんと入れる。でないと聞こえない。あーそういえば、マイクに吐いた空気がどんくらい拡散して伝わるんだろうと考えたことがあった。息の勢いとか息の量とかね。色々試してみてください。

・マイクを近づけすぎるとぼやけるし離しすぎると聞こえない。いいところを探す。

・基本は息継ぎを変なところでしない(言葉の切れ目とか、単語の途中とか。)

・口に力を入れすぎない(やわらかいほうが深みが出るし、ピッチのズレも解消されるという実感。) 

・演奏者は、プロ中のプロでない限り性格がでると思う。だから自分のなりたいように生きるべきだし、そうなれないなら曲中だけでもなりきる←え

 

●参考までに…声楽をやっていた母に言われたこと

・大人っぽい声を出そうとしなさい

・鼻にかかる声は通らないからね

・声楽やっていたときは朝起きて最低でも3時間はおはようの一言も声をださなかった(朝はピッチも低いし歌わんほうがいいですね)

・母に教えてもらった、腹に力を入れる練習と肺活量を増やす練習の仕方。息を吸って(歌は基本鼻から吸います。ポップスはどうやってるか知りませんが正式には鼻から。私はフルートやってて口からしか吸えなかったのでもう諦めましたーっていう言い訳。)できるだけ小さいこえであーーーーーと長い間声をだす。その時にゆらゆらと声がゆれないよう腹に力をいれてしっかりと伸ばせるようにする。(ちなみに私は全然できません。すぐ疲れる。)

 

●参考までに…英語の歌詞を歌うとき

・とにかく聴いて真似する。口の動かし方も真似する。

・英詞の方がアレンジしやすい(私が慣れただけかも?笑)

・大げさなほど口を大きく動かして、子音をはっきりさせるとぽく聞こえる。

・声をださずささやくかんじで英語を読んでみると、子音の出し方のコツがつかめると思う。

 

 ●追いコン後付け足し(聞いてもらえたり言ってもらえたこと)

・高音を出せないのはどうすればいいか→歌っていれば音域はゆっくりだけど広がっていく。でもギリギリを攻めるのは怖いから半音上げたのを歌えるように練習してみると原曲キーがすんなり歌えるようになっていたりする。無理しすぎると喉を痛めるしやめたほうがいいから、練習日だけじゃなく毎日1回歌うとか、その音域あたりまで発声練習をするとか(マアアアア↗︎アアアア↘︎というやつ)、やってみる。ちなみに低音も同じで下がっていくほうも音域は伸びる。それと、私が大事だと思うのは歌うキーをちゃんと上げ下げすること。みんなわりと原曲通りのキーじゃないと妥協している!と言いがちだけど、まあ本当にそうストイックならそれはそれですごいしいいけど、ティッシュペーパーをもっと薄くしましたみたいなみっともない声を人に聞かせるよりは良いと思うし、自分のちょうどいい音域で歌うのが聞いている方も気持ちがいいしいいんでないかなあ、と思う。だってその原曲のバンドもボーカルに合わせたキーにしているはずだし。声はもともと生まれ持った声質があるから、それは仕方のないことだし恥じることはないと思う。自分の音域を伸ばすのとライブで無理して歌うのとは別。あ、あと、 女性ボーカルで上手い人は裏声と地声の変わり目がわからないからそうできれば一番いい。男性ボーカルの高音と裏声などについてはよくわからないし詳しくはあさしんやしょーじくん、青崎くんに聞いてほしいのだけれど、口の開け方や空気の通り道を工夫してみたらいいと思う。イメージは声が喉から出始めて、口からでなく頭のてっぺんから出ていく感じかな。

・腹から声をだせない→イメージは腹に力を入れるというよりは大木のような感じ。下半身をどっしり構えて上半身はリラックスする。上半身に力が入ると声も硬くなって伸びない。力をいれるというのは力むんではなくて、腹で支えるみたいな感じかなあ。吹奏楽でなんか吹く楽器やっていた人なら分かると思うけど。

・上手く聞こえるのは表現力があるからかなあ(と褒められた( ˆoˆ )/)→自分ではなぜそう聞こえるのかわからないけれど、英詞でも歌詞の意味を考えたり訳をみたり、あと上にも書いたけれど話すように歌うというのをこころがけたり、曲の盛り上がりとかも気はつけていたからかなー。一応ポリシー(?)としては、聴いてもらう人に曲中2番のサビや最後のサビでもうこの曲飽きたわと思われたくないなーと思って色々考えながらやっていた。

・ライブ中見ていて思ったこと→ピッチが低い時は口角を上げればいい。にっこり笑って口角をあげるだけでピッチが上がる。私もみんなの方みたらなんか照れるから←下向きがちだけどあまり良くない。目線は上で、にっこり笑って、がいいと思う。

 

…と、色々書きましたが、まあ今は何でも検索で出てくる時代なので、自分の気になることはGoogle先生YouTubeにききましょう!YouTubeに関して言うと、個人的には日本人よりも外人の解説講座のほうが好きです。英語そこまでわからなくても大丈夫です、すごくわかりやすい。

 

⚫︎6年間の反省

・最後までMCが下手なままだった。

・楽器を放り出したのは後悔している。

・歌詞をギリギリまで覚えなかった。

・風邪をひいて喉を痛めているときはおとなしく休みましょう。私は風邪治りかけのときに無理に歌って裏声が汚くなりました。半年以上経った今でも掠れた声が治りません…。無理は禁物です。

 

まとめ

自分なりに色々色と工夫すべし。ステージでは自分の歌い方こそが正義。

(自分や周りの音を聴く、尊敬するアーティストや歌い手がいれば口の動かし方を真似するなどね。とにかく聴いて真似して発見しての繰り返し。できれば自分の味を生かしてください。しかし個性を言い訳に妥協はしないように。)

 

 最後に

マイクは相棒のように大事に扱いましょう。

 

 

 

 

 6年間、私の歌聞いてくださって、そしてボーカルとして迎えて一緒にバンドしてくださって、本当にありがとうございました。

ボーカルのみなさんは切磋琢磨してうまくなりつつ各々の味を出していってください。

 

 

またバンドしたいよっ!